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大阪空港がある伊丹市は大阪市内へのアクセスが良く、兵庫県内でも人気のあるエリアです。市内に大型ショッピングモールがいくつもあり、芸術・文化施設も充実しています。
阪急とJRの駅がある伊丹市中心部には歴史的な街並みを今に伝える伊丹郷町があります。昔の街並みを活かした街づくりが進められている伊丹郷町では年間を通して様々なイベントが行われ、市内だけでなく市外からも多くの人が訪れる人気スポットになっています。
身近に芸術や文化に触れられる街(2023年11月追記)
伊丹市立図書館 ことば蔵
誰もが気軽に訪れることができる「公園のような図書館」がコンセプトの公立図書館。「ことば蔵」は、酒蔵をイメージした外観から一般公募で名付けられた愛称です。1階はギャラリーを併設した交流・展示スペース。2階は児童図書や郷土作家コーナー、交流スペース、3階に一般図書があります。ICタグによる蔵書管理や自動貸出機が備わっているので、貸出しがスピーディー。閲覧用のソファ席に座れば、くつろいで読書ができます。おすすめ本の交換会や、子ども向けの絵本の読み聞かせ会などのイベントも好評。
住所:伊丹市宮ノ前3-7-4
電話番号:072-783-2775(代表)
営業時間:火曜〜金曜9:30〜20:00、土日祝9:30〜18:00
定休日:月曜、年末年始
※毎月第1木曜は図書整理日(2・3階利用不可。ただし図書の閲覧・貸出以外は利用可)
伊丹市立美術館
みやのまえ文化の郷内にある、美しい日本庭園が望める美術館です。子どもから大人まで楽しめる絵本原画展や日本近代洋画の名品展、また美術館の個性的な空間を活かした現存作家による展覧会などを、年間を通じて開催。おもな館蔵品は、19世紀フランス美術を代表する作家、オノレ・ドーミエの2,000点をこえる諷刺版画と彫刻、絵画などで、国内はもとより世界的にも有数な規模です。このコレクションを核に、「諷刺とユーモア」というコンセプトで18世紀イギリスから現在までの国内外の近代諷刺画を収蔵。また、企画展や講演会、ワークショップなども行われています。
住所:伊丹市宮ノ前2-5-20
電話番号:072-772-7447
営業時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始、展示入替期間
※観覧料は展覧会による
伊丹アイフォニックホール
地球音楽の発信基地として、世界の伝統音楽や民族の踊りを幅広く紹介する公演や講座を行っています。また、国内外の音楽芸術を楽しむための文化講座や、誰もが音楽に親しむきっかけとなるワークショップや音楽教室、気軽に楽しめるサロンコンサートなどを開催。502席あるメインホールは、独奏・独唱から室内楽や合唱まで、楽器の音色や声の特性をそのまま生かすことができるコンサートホール。客席のどこからでも演奏者と一体感がもてる設備環境です。2つの小ホールは、ピアノ発表会といった小規模な演奏会に最適で、練習室も利用可能。市民の音楽鑑賞・発表・練習の場として、広く利用されています。
住所:伊丹市宮ノ前1-3-30
電話番号:072-780-2110
営業時間:9:00〜22:00
定休日:水曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
伊丹市立工芸センター
全国的にも珍しい公立の工芸(クラフト)振興施設。工芸・デザインの情報発信基地としてオープンした公立施設。国際公募展である「伊丹国際クラフト展」は奇数年を『ジュエリー』、偶数年を『酒器・酒盃台』として、 広く海外からも作品を募集。日本国内だけでなく、海外の優れた工芸、アート、作家を紹介しています。併設する伊丹のジュエリーカレッジは1年制で多彩な講師陣を迎え、プロのジュエリー作家の育成を目指しており、各種クラフト教室やジュエリー講座も開かれています。(2019年3月30日に新規で追加)
住所:伊丹市宮ノ前2-5-28
電話番号:072-772-5557
営業時間:10:00〜18:00
定休日:月曜日
※展示入替期間は休館
※特別展は有料
旧石橋家住宅 (2019年9月12日追加)
江戸時代後期に建てられた商家で、以前は宮前商店街にあったものを現在の場所に移築。格子窓やバッタリ床几など建設当初の店構えを残しています。県の文化財に指定されており、街中にありながら伊丹の歴史を味わえる空間です。以前店舗として使われていた1階の一部は、現在「伊丹郷町クラフトショップ」として工芸作家によるかわいい雑貨や食器などが販売されています。また、1階の奥座敷や2階も見学することができ、2階には宮前商店街周辺の歴史がわかる展示コーナーが設けられています。阪急・JR「伊丹」駅から徒歩5分でアクセス可能です。
住所:伊丹市宮ノ前2-5-28
電話番号:072-772-5959
開館時間 :10:00~18:00(入館は17:30まで)
定休日: 月曜
利用案内: 入館無料。文化財ボランティアによる解説希望の方は要予約
サンシティホール (2019年9月12日追加)
年間20万人余の高齢者をはじめとする市民が利用する公共施設。1階に多目的ホール、陶芸室、木彫室、卓球室、2階に音楽室、講座室、茶華道室、絵画工芸室、囲碁将棋室、多目的室などがあります。陶芸・木彫教室や各種の文化教養講座など開講しているほか、ご年配の方たちのクラブ活動も盛んに行われています。多目的ホールにはベルギー製の本格的なパイプオルガンがあり、無料のオルガンコンサートやほかの楽器とのジョイントコンサート(有料)なども開かれています。
住所:伊丹市中野西1-148-1
電話番号:072-783-2350
開館時間 :9:00~21:00(日曜・祝日は17:30まで)
定休日: 火曜、年末年始
利用案内: 音楽室、講座室などの専用使用は、主な構成員が60歳以上のグループが無料。その他のグループは有料
市立伊丹ミュージアム(I/M)(2023年4月17日追加)
「みやのまえ文化の郷」として親しまれてきた美術館、工芸センター、旧岡田家住宅、旧石橋家住宅、新町家 に(公財)柿衞文庫を加えた文化ゾーンが、更に伊丹市立博物館を統合。2022年4月に「市立伊丹ミュージアム」がグランドオープンしました。「伊丹」「ミュージアム」のそれぞれの頭文字をとった「I/M(アイム)」という略称は「伊丹の、わたしの、みんなのミュージアム」として愛される存在になれるようにと願ってつけられたもの。施設は旧岡田家住宅・酒蔵 / 旧石橋家住宅を始め、日本庭園、美術・工芸・俳諧・歴史などの展示室、ワークショプや体験講座が開催されるアトリエ、俳諧・俳句ひろば、伊丹郷町クラフトショップなど。
「俳諧・俳句ひろば」は馴染みのない印象ですが、「東の芭蕉 西の鬼貫」と称される上嶋鬼貫が生まれ育ったことでも有名な伊丹は、俳句も盛んです。市立伊丹ミュージアムでは俳句募集事業が行われており、4つの俳句募集事業を実施しています。発表は年に1回。全国から俳句が寄せられています。鬼貫の代表句は「にょっぽりと秋の空なる富士の山」、「行水の捨てどころなき虫の声」など…。歴史を感じるミュージアムでのんびり俳句を考えるのは、贅沢な休日の過ごし方かもしれません。
住所:兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20
電話番号:072-772-5959(代表)
営業時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
定休日:月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)、年末年始
「伊丹市立図書館 ことば蔵」のイベント(2023年11月13日追加)
誰もが気軽に訪れて交流することができる「公園のような図書館」がコンセプトの「伊丹市立図書館 ことば蔵」。ここでは図書にまつわる様々なイベントが開催されています。そのうちのいくつかをご紹介します。
●自作の本の帯のキャッチコピーやデザインを競う「帯ワングランプリ」
イラストで表現するもよし、言葉で表現するもよし…
自分の好きな本に、自由に帯をつけてアピール!大賞に選ばれれば、伊丹市内の書店で実際に使用!
●読みたいと思った人を一番集めた者が勝ち!「ビブリオバトル」
好きな本について5分間プレゼン!そして全員でディスカッション。
どの本が一番読みたいと思ったか?を投票し、最多票を集めた本をチャンプ本とするバトル。
●自由な発想でしおりを手作り!「しおりんピック」!
パンチで穴を開けて吊るすことができれば、素材は何でもOK!
読書にかかせないしおりの出来栄えを競おう!1位には金メダルが!
●あなたも作家デビュー!?「タイトルだけグランプリ」!
タイトル(15文字以内)とサブタイトル(20文字以内)だけで勝負!
タイトルだけで作家になれちゃう!
…などなど。
どのイベントも、郵送や電子申請フォームで気軽に参加できます。興味がある方はぜひ参加してみては?